火にくべる

火にくべてしまいたい日常の機微

ミサンガ

訥々と空 みんなとははなれてるうたでもわたしうたっていいさ

 

春すぎてつねにまばゆくがんばれを膠みたいにぬりつけてゆく

 

一日でかわる一年でかわってく一億年でも燥ききらない

 

だいきらいと言えばモビール宙に揺れ 一頁めの詩を考える

 

薄紙を指にまいたら白昼夢 花しぶき舞う 切れて ミサンガ