火にくべる

火にくべてしまいたい日常の機微

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6/26

こんなに内省を繰り返して生きてきたつもりなのに、いまだに文体の自認が定まってないな、と気づいた。 構造上読みやすい文章、優等生な文章を書くことはそこそこ得意だけど、ぶっちゃけ人間性が何も見えてこない文章だなあ、と自分で思う。たまたま見えてき…

6/24

まじオープンマインドで生きれたら、ほんとに楽しいだろうな、まじで。考えたこと、衒わずに全部言えたらいい。それは思いやりの練習でもあるし、解放のリハビリでもある。 そうしてもいいと思える人が周りにたくさんいてくれてよかった。

6/22

ドライヤーで髪を乾かしていると急に、「幸せになりたくない」と考えていた理由が腑に落ちた気がして、すこしだけ前のめりになった。 正答を無意識に追い求めるのをやめたい。本来の自分を誰も肯定しないだろうと思うのをやめたい。もう怖い。怖いけれど、認…

6/14

生活が破綻した。 破綻したとはいっても、正気を保っている。まだ余力は残っている。撤退戦も可能だろう。デフォルトの状態が「元気」に近づけば近づくほど、以前のふつうがおかしかったんだということに気づく。 駅前の道を歩くと、甘い花の香りが漂う。去…

生態

みずからの甘い部分を切り取って昨日のくるしみへと貼り付ける ぼくたちは死んでいくのだ街路樹が育ちきってる計画都市で 溶けてゆく氷 時間切れだから一つの曲を繰り返し聴く 本棚にしまいきれないあの夜の浮いたことばを思い返した ひとりきり切り取り線の…