火にくべる

火にくべてしまいたい日常の機微

summer bloom

 

空中 do it!do it!と唱えて転倒するたび焦げるマカロニ

 

声はどう届いていても日輪の中で燃えてく サマータイム

 

明ける空届いてもない声を聞き音にしたため地表に撒いた

 

きみもそう思ってるなら一行で書いて 分かちあいたい すべて

 

逃げ出して夜を越えれば過去になるその一瞬に弾く短七度

 

つまり二度と重ならなくて完全な僕と完全な彼の思い出

 

泣いている空がももいろ 一歩でいける限界までゆこう 鴨川

 

 

泣かなくていいのに泣いてしまうのは横スクロールの鴨川のせい