火にくべる

火にくべてしまいたい日常の機微

残党

 

へらへらしてたら明日になっちゃうよその白い花の名前を知りたい

 

亡霊が立っているのは夜だから僕らこぞって逃げてわらって

 

肺に咲く花をかじって昼寝してあれは三月薄緑のなか

 

あまりにもふつうをうたった音楽と並走してるぼくの人生

 

夏が来ることがうれしくなるたびに動悸がきつく引っ張ってくる

 

死神になりたくないわいつまでも叶わないから首絞めただけ