火にくべる

火にくべてしまいたい日常の機微

佳境-架橋

 

ぐるぐると回るカードに邪魔入るキャンセルボタンでこの日を閉じる

 

 

ほっぺたを押す見え見えの茶番から祇園四条の橋まで飛んだ

 

 

あの頃から破茶滅茶だった水面に指を浸すようなあやまち

 

 

嘘を嘘と見抜く力の大切さ流血事件のぬるい水滴

 

 

水占い祈りの先をなくしつつ冷凍パインを口に放りこむ

 

 

untilソーダ水の気泡が抜けきってすべての充電枯れ果てる駅

 

 

出奔前夜を繰り返してまたたどり着く海までの道 to be continue_d