消えていく瞬間に星またたいた行き止まりとはわからぬように
下り坂負荷をかけると光ってく 自転車漕いで街を斬り裂く
想像力かもしれなかった 海岸にない思い出も多重露光で
捨てるもの選んでほしい たしかめることから背いて置き去りの島
積み上げて折り重なった思い出のしおりの位置からこちらを見てる
真実を詰めた色とりどりの羹つややかに張る寒天の傷
雫穿つ雪解け道なら笑ってもいいどこでもいいとは思わない
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その場から落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて
突き刺して湾曲と海、笑うしかなくないですか、悲劇は喜劇