火にくべる

火にくべてしまいたい日常の機微

ロンダリング

いいことがあればいいなと思うから意味もなくキラキラの靴を履く

 

何回か生きぞこなって覗く窓魚白いさかなが寝てるベランダ

 

誰からも約束された失敗にすべり出してくLOOPに乗って

 

味のしないパンを噛み締めすぐに寝るもう二度とふれないと誓って

 

とろとろとこぼれ落ちてく思い出で両手が濡れる かわくまで待つ

 

夢だからって殺さなくても構わないどれも隠して生きてゆけない